日本の労働力は減少の一途です。
深刻な労働力不足は多くの企業を悩ませています。
昨年倒産した企業の4割は労働力の不足によるものです。
労働力不足解消の手段
労働力不足を解消する術として下記の2つが考えられます。
①新たな労働力の確保
②労働生産性の向上
政府は「一億総活躍社会」として、育児と両立、高齢者就労、病気と仕事の両立など多くの人に勤労参加を求めいます。
しかしこれらの政策だけでは追い付かないほどのスピードで生産労働人口が減少しています。
そこで我々は、安全に確実、将来のおいてとても意義のある雇用としてこの制度をお勧めすることにいたしました。
それが…
外国人技能実習生受入です。
この制度の目的は
外国人技能実習制度は、我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的としております。
※厚生労働省HPより
であり、単に安い労働力を確保するためのだけのものではありません。
〇医療・介護事業における介護職・介護福祉士、〇食品製造業における惣菜製造、〇建設業における建築・大工・とび・土工、〇農業における施設園芸・畑仕事・野菜作り、〇機械工業における機械加工・金属プレス・鋳造・鉄工・電子・電気機器の組み立て
外国人技能実習受入のポイント
①しっかりとした監理団体を選ぶ
②短期的な補填ではなく、長期的な視点に立って人員計画を行う
③外国人の労働者を投入することのメリットを考える
まず①しっかりとした監理団体を選ぶことが必須です。
2017年11月の前述の制度改正により、監理団体が認可制になっております。
許可された監理団体であることが必須です。
我々が提携する「ウエルグループ」は、介護人材での受入団体として政府に選ばれた12社のうちの1社に入っています。
安心して技能実習生の管理を任せることが出来ます。
「ウエルグループのHP」 http://www.wellgroup.jp/well-iscc/
この制度のポイントは定着支援です。
監理団体として優良ではない団体では、採用したら終わり、というところも多く存在しています。
この団体の選定を怠ると
採用時の責任回避、入国まで面倒見ない、入国してきた技能実習生が日本語を話そうとしない、ホームシックにかかる
技能実習生同志が仲が悪く喧嘩ばかりしている、失踪してしまった、無断帰国した、うつ病になった等々
という問題が発生します。
次に②長期的視点に立って人員計画を行うことが大切です。
もし現時点で人員不足がなくても、今後想定される人員不足を考慮して長期の視点で人員計画を行う必要があります。
逆にいますぐ人手不足を解消しなければならない状況であれば、この制度はふさわしくないかもしれません。
それはこの制度は即戦力の働き手を確保するためのものではありません。
採用してから実際に日本に来てから着任するまでに半年近くかかります。
※現地での日本語教育実施後、N4レベルになってからの入国となります。
だからこそ、早めにこの制度の活用をお勧めしている所以です。
いい形で運営できるように我々まほら舎では、いまいらっしゃる職員の方々への啓もう活動や、ご理解をいただけるような説明会なども検討させていただきます。
1)若くて元気でまじめなベトナム人技能実習生にポジティブな感情が起こる。
2)技能実習生を指導することにより自分の仕事の棚卸と見つめ直しが必要となる。
3)基本的な作業を技能実習生に引き継ぐため役割を見直し生産性の向上が期待できる。
仕事の見直し、役割の見直し、これらの作業はまさに「生産性の向上」に直結します。
また感情的なポジティブな影響も「生産性の向上」に寄与します。
冒頭に「労働人口減少」の打ち手として掲げた2つの「新たな労働力の確保」と「生産性の向上」は、この「技能実習生受入」によって解決の糸口となる可能性が非常に高くなっています。
この機会に是非ご検討ください。